ひとり言 2022.12.15
私が「特攻隊」を好む理由とは、陸軍将校の超エリートでありながら、隊長として最前線に立ち、愛する日本国を護るために、自分の崇高な意思により、人柱となったからなのです。これは主体的意思で人柱になったのであって、スピリチュアル用語の前世のカルマでそうなったのでは、決してありません。今、ウクライナとロシア戦争の最前線で戦い苦しんでいる人たちも、決してカルマのせいではなく、見て見ぬふりする事が学びになっている訳ないのです。私は、人類とは二極化は避けて通れないのか、争いは永遠に無くならないのかという、自分への問いかけに対しての自分の無力感から、せめて最前線で戦い抜いた言霊を形にして、今に生かそうというのが、私の生きる動機となっています。そういう意味では、「特攻隊」は私の最強の教材なのです。私は霊的な力を信じる人間なので、自分のご都合主義でスピリチュアルな解釈をする人間が好きではありません。神という概念は、自分の人生を強く全うしようという信念から生じるものであって、人から与えられて理解できるものではありません。このことも私が大先達に敬意を払う理由の一つです。最後に大先達との会話を紹介します。「大先達は私財を使って、よくここまでやってこれたよね」という問いに大先達は「自分は私学の教師をやっていた経験から、無理な事も何とかできるという発想があり、もし公立の教師をしていたなら損得勘定が勝って、護摩祭りなどは、やっていなかっただろうな」と仰ってました。笑顔で最後に、こうも付け加えます。「私事でやってないから逆に、自分の思い通りに事が進むんだよ」と。