ひとり言 2022.12.19
大和魂(日本民族の魂)とは、異なる二つ以上のものを、一つにして新しい価値観を生み出す日本民族独自の生命力と考えています。そして、この大和魂をベースに日本の美意識や独自の精神文化が生まれていったと考えられます。大和魂の誕生は、あの天孫降臨にあり、さらに神武東征を経験した後、天皇を中心とした伝統的社会の中で、それは大切に育まれて来ました。この大和魂の具体例をゼロ磁場的に表現すると、役行者様が浮かびます。役行者様が今の乱世に相応しい神として、仏教の神様を複数融合させて「蔵王権現」という大変強力な「日本独自の神」という価値観を生み出しました。まさにこれこそ、役行者様が「大和魂」を使い表現されたのだと、私は解釈しています。ただ神という存在は、量子力学なので「大和魂」を現実社会で分かりやすく表現すると、世界平和という理想に辿り着きます。つまり、お互いの違いを大前提として認め合い、その中で共通の価値観を見いだすことで、お互いがそれを共有し、つながり世界平和の実現へ向かっていきます。そしてこの間に入り調整役として「大和魂」が目覚めた日本人が最も適しているのです。そして世界で一番「世界平和」を祈り願い、使命感を抱いているのも、唯一の被爆国であり八百万の神々が住まう国の民、日本人なのです。そのことが、逆に大和魂の存在証明にもなっているのだと思っています。