ひとり言 2023.03.23
肉体とは、先祖のDNAを受け継ぐ行為であり、人間としての基盤になります。言い換えれば、己の肉体とはDNAを通して、先祖の歴史や思いが託されているものとも表現できます。肉体は、視覚的にハッキリと認識できるので、理解されやすいのですが実際問題、臓器の詳しい働きについては未知のままな所もあり、DNAに至っては、未だに神秘の世界そのものです。そういった意味でも、肉体も一つの小宇宙なのです。そして肉体としての人間は、DNAを使って先祖の歴史や思いを受け継ぎながら日々進化しています。その象徴的なのがWBCで大活躍の大谷翔平選手です。大谷選手は二刀流の超パワーヒッターなのですが、それと同じくらい俊敏性も超一流です。あんな凄い小顔の大男の日本人は、ひと昔前では考えられません。これは肉体としての人間の進化の賜物なのです。ただ肉体としての人間の進化にとって、寿命が余りにも短すぎるのです。それ故、肉体としての人間が、普遍的で永遠なるものを追い求めた結果、不滅の魂という概念を生み出したのです。やがて朽ち果てる肉体の儚さと永遠なる存在の魂が両輪となって、人間はさらに進化を加速させます。今回は肉体が魂を必要としたと表現していますが、逆もまた真なりです。つまり不滅の魂が集中的に学ぶのために、儚くとも尊い肉体という存在を必要としたとも考えられます。なぜこんな内容を書いたかというと、有名なスピリチュアル業界で神に仕える人と称した方が、AIにも魂があり交流もしているという書込みを発見したからです。いずれ肉体と魂は量子の世界で統合されるのでしょうが、まだ魂という概念が曖昧すぎるので、こういうバカなことを言う人も出てくるんだ思い、自分なりの見解を述べてみようと思います。つづく