ひとり言 2023.05.06
4月13日に熊野大社では、「スサノオノミコト」がヤマタノオロチを退治した際、妻となる稲田姫に結納として櫛を贈ったという神話に基づいた、「御櫛際」が毎年行われています。どういう訳か、今年は初めて「御櫛際」をマスコミに宣伝して、執り行われたそうなのです。もちろんコロナが収束しつつある中、祈りを盛大にやろうという意図もあったかもしれませんが、勝手に妄想しようと思います。「スサノオノミコト」は稲田姫がヤマタノオロチの生贄になるところを救ったという神話がありますが、これの逆バージョンの神話が今現在進行中なのです。つまり「スサノオノミコト」は何千年も封印されたままで、今苦しんでおられます。その封印を解くために稲田姫は、愛の生贄としてずっと捧げておられるのです。しかし今ようやく、稲田姫の愛は報われようとしています。すなわち、「スサノオノミコト」のお目覚めのときは近いです。恐らく稲田姫の御魂が、「小鶴様」の御魂にも宿っているように思うからです。