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三島由紀夫 2023.10.24

真実・無辜の愛 その2

今、日本人が目覚め日本という国を取り戻そうという意識が、芽生え始めています。己の既得権益を守るために頑張る人ばかりが国の中枢にいれば、結果は至極当然です。GHQの思惑通りに事は進んでいて、我々は日本民族存亡の危機に瀕しています。ですから、今必要な、例え身の危険があろうとも己の政治信条を貫ける人間として、私は三島由紀夫のような人間を真っ先に思い浮かんでは、彼のような人間が今生きていたならと勝手に夢想しています。しかし三島由紀夫を分析してみると、彼の存在そのものが芸術であることに気づきます。すなわち、死ぬことによって、彼の純粋な意志は肉体から解放され、その意志は我々の潜在意識に自由に入り込んでは、我々の日本男児としての原形に影響を与えながら、我々の内面の世界で今でもまんまと生き続けているのです。結果として、三島由紀夫があの時見事に死んだことが、大成功だったように思えてきます。それ故、あの三島事件という名のクーデターは、間違いなく三島由紀夫自身の最高傑作の芸術なのです。武人であり文人でもある彼自身を一つに融合させるために、「死」という作品を命懸けで演出した彼の生き様に感服しており、今も私の生きるモチベーションとなっているのです。

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