思うこと 2023.01.12
タイトルを紀行から逃避行に変更しました。その理由は、天照大神様のご降臨により、愛を語る重要性を知ったことと、スサノオ様の存在を意識したとき、スサノオ様がクシナダヒメ(別名・稲田姫)を想う気持ちを詠んだ和歌に興味が湧いたことです。要するに、スサノオ様を義経に見立てると、稲田姫は静御前になります。義経が追っ手から逃れるために、静御前と別れて北へ北へと逃げる道中、そこで義経が静御前を想う気持ちを詠んでみたくなったのです。義経が静御前と別れ離れになったことで、逆に新たな二人の恋物語が始まったと考え、それをスサノオ様の和歌をベースに、詠んでみたいと思っています。これは私が義経になりきって恋歌を詠むという、単なる自分勝手な妄想企画ですので、不快に思う方はご遠慮ください。愛を語るにも、いろんな形があっていいと思うので、それなりに意味がある企画と思っています。それでは今日はベースとなるスサノオ様の和歌を紹介します。 「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」これは日本最古の和歌であり、スサノオ様の妻に対する純粋な想いが込められています。また八雲は和歌の別名とされています。