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思うこと 2023.12.26

「神聖な火」が世界を照らす!

熊野大社は、神聖な火の発祥の神社として「日本火出初之社」と呼ばれ、その歴史は古く、創建は神代と言われています。毎年10月15日に行われる「さんか祭」では、出雲大社の宮司が11月23日の「古伝新嘗祭」に使用する神聖な火を起こすため、ひきり臼とひきり杵を受け取りに熊野大社に訪れます。この受け渡す儀は「亀太夫神事」と呼ばれています。この「神聖な火」の起こし方を素戔嗚尊が伝えたとされています。つまりこの「神聖な火」には、素戔嗚尊の御神霊が宿っているのです。そして遂に、この「神聖な火」が世界を照らす時が来たと考えます。そしてその重要な過程として「ゼロ磁場」が選ばれていたのです。即ち、ゼロ磁場の20年に及ぶ護摩祈禱は、「さざれ石」を熊野大社に奉納した総代から、譲り受けた「ヒノキ」がずっと使われていました。幸野大先達と神魂神社の総代を中心に、修験道の様式に則った柴燈護摩が厳かに長きにわたって行われてきたのです。そして2022年9月4日の天照大神ご降臨により、ゼロ磁場護摩祈禱の意味合いに変化が生じます。つまり明らかに護摩の炎が優しくなったのです。まさに修験道の「戦いの炎」から慈愛に満ちた「調和の炎」に進化していったのです。今やゼロ磁場の炎は「神聖な火」に限りなく、近づいていると言っても過言ではありません。この「神聖な火」が祈りの民である、日本人の「大和魂」を呼び覚まし、「恕す力」が調和のとれた世界を創り出すのだと私は考えます。今こそ「神聖な火」を信じて、ともに祈りましょう。

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