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思うこと 2022.08.05

石ころ

私は学生の頃、道端に石ころを見つけては、それに自分自身をよく投影していました。つまり自分と石ころは、一体どこが違うのだろうかと、よく感慨にふけっていました。要するに、石ころも自分も元を正せば、どちらも原子で出来ているわけで、ミクロの視点で見れば、違いがありません。しかし同時に自分は生物で、石ころは無生物と勝手に区別してしまうのです。この世の全ては、個人の知覚器官の相互作用による心の主観的現象によるものです。当然石ころにも、原子核があり電子、陽子、中性子がその周りを回っているので、そこから電磁波が出ています。ですから石ころの周波数に合わせてみて、人間のことをどう思っているのか、一度聞いてみたいものです。そして、この感性は「物には魂が宿る」という、日本人の物づくり精神へと通じていくのです。そして意識を宇宙へ飛ばせば、原子の世界は、僅か5%で残りの95%は、ダークマターとダークエネルギーという大変未知の世界です。つまり石ころ一つ取ってみても、人間の無知さと宇宙の広大さへと意識は向かっていきます。そして石ころは、我々に謙虚な心と想像力の大切さを訴え続けていました。

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