思うこと 2025.06.24
先ほどカタール政府の仲介によりイラン・イスラエルの停戦合意が発表されました。情報が目まぐるしく動いています。なかなかオールドメディアの情報だけでは、判断するのは難しい中、日本の国際問題アナリストの藤井厳喜氏の今回の解説動画を見ました。イスラエルの要請でアメリカが地下80メートルのウラン濃縮核施設に新型地中貫通弾「バンカーバスター」を投下しました。事の発端はIAEAの核査察をイラン側がのらりくらりと交わし続けていたことによるそうです。実際問題、イランは核兵器の開発はしていなかったのですが、核開発の準備をしていたようです。つまりイランは核施設でウランを60%まで濃縮しており、これを90%まで濃縮したら核兵器になるため、これを阻止するための攻撃だったようです。問題なのは、イランの背後にいるロシアの存在です。ですからアメリカは事前にロシアに了承を得てからイランを攻撃したようです。その証拠として、プーチンがアメリカに対しては道義的な非難をしただけで、イランに対しても冷静に対応していたそうです。要するに、一番怖いのはロシアとアメリカの対立が本格化し第三次世界大戦に発展することですが、藤井氏はこれは絶対にないと断言しておられます。もちろんこれも一つの情報に過ぎないのですが、我々は情報源に一喜一憂するのではなく、各自で冷静に吟味し判断することが求めらているのでしょう。