ゼロ磁場 2022.11.02
10月29日の放送を皆様ご覧になられたでしょうか。松江城築城時に、訳の分からない霊能者の甘言を信じて、当時の家老たちは「人柱となる女性」を選ぶため夏祭りの最中、ずっと物色していました。そして、ひときわ愛らしく盆踊りを踊っていた、「小鶴さん」という一人の女性に目を付けてしまったのです。その後、家老たちは当時滞在中の放浪山伏に命じ、「小鶴さん」を「松江城の人柱」として生き埋めにしました。残念な事に「小鶴さん」の御霊は未だに解決しておらず、その無念の想いは、今も生き続けています。口伝では、その想いを呪いであったり、怨霊、妖怪といった形で表現していますが、その想いは400年以上も続いており、まさに松江城の歴史とともに歩んで来られたのです。そして松江城、松江のために400年以上も想い続けた、その御霊を受け止めて、「慈愛の炎」で解放しようという活動家が松江におられます。その方こそ、松江城、家老、山伏と「小鶴さん」の因縁を解消しようと日々、祈り戦い続けておられる、山伏の幸野大先達なのです。そして今こそ我々の力を一つにして、「小鶴さん」の無念の想いを「未来への祈り」へと昇華させる時がやって来たのです。