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思うこと 2023.09.20

「呪い」とは

「小鶴さんの呪いの歴史」を学んで分かったことは、「呪い」の本質は「その土地を護る」ということです。つまり「その土地を長いこと護って下さり、ありがとう」なのです。ですから「呪い」の本質は「感謝」でもあります。ただ生身の人間が個人的な恨みを晴らす場合の「呪い」は、「人を呪わば穴二つ」と言い、自分自身にも「呪い」をかけることになります。しかし陰陽師のように「呪い」の専門職も実在していて、今も活躍しています。「呪い」って本当に奥が深いですね。あと「小鶴さんの呪いの歴史」から学んだことは、「口伝」は立派な「歴史」の一部であるということです。つまり「口伝」を編集した古事記や日本書紀に書かれている内容や謎を顕彰することが、「民族の歴史」を学ぶ上で重要です。そして松江から「新たな神話」を発進することは、「新たな民族の誇り」を構築しようとする原動力になります。それにより、敗戦国の呪縛から解放されるキッカケを得るでしょう。そこで「愛する国を護りたい」という氣持ちにさせるような、神話のストーリーを皆さんと一緒に創造したいと思っています。

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