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ひとり言 2023.01.10

神仏混合の時代

神仏習合の時代から神仏分離の時代へ、そして神仏混合の時代が始まるような気がしています。そこで、まず言葉の定義ですが神仏習合とは、神と仏とを同一視する思想で、神道と仏教の同化を意味します。その起源は仏教が伝来したのは6世紀ですが、8世紀の奈良時代から神仏習合が徐々に形成されていきます。それから明治元年(1868年)3月、神社から仏教を排除する「神仏分離」政策が行われ、神と仏を分離した時代に入ります。そして令和に入り、神仏混合の時代に向かっていくと予測します。神仏混合の時代の定義ですが、まずは神と仏の違いを受け入れ、それぞれがそれぞれの役割を果たしているという事を認めた上で、人・神・仏が和合する時代と考えます。一言で言えば、人が自分に合った神・仏を選んで信仰する時代です。これは人が真剣に神・仏に向かい合って、主体的に神・仏を感じながら学んでいくことで、自分と相性の良い神・仏を見つける事を意味します。そして自己責任で神・仏のエネルギーを学んで吸収し、人間の本質的な成長を促していくのです。決して神・仏を軽んじている行為ではございません。違いを受け入れ、その役割を認め合い、そこに色を付ければ個性が生まれます。そこで神様のキャラクターも徐々に明るみになっていけば、自然と神話も動き出します。そして最高の天照大神様と最強のスサノオ様がいる松江から、令和の新たな神話が誕生するでしょう。

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