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ひとり言 2024.03.12

日御碕神社

日御碕神社の主祭神は「天照大神」と「素戔嗚尊」で、「月読命」も祀られています。所謂、三貴神が祀られているという、全国でも大変珍しい神社です。現在の社殿は、江戸幕府3代将軍・徳川家光の命によって、寛永21年(1644年)に建てられました。社殿の構造は「日光東照宮」を模して建てられたと言われています。そして「天照大神」が祀られているのは、「日沈宮(ひしずのみや)」です。この宮は「伊勢神宮」と対になっており、「伊勢神宮」が「日の本の昼を守る」を意味する「日の出」に対して、「日沈宮」は「日の本の夜を守る」を意味する「夕日」を表現しています。しかし令和になって、「日沈宮」から「朝日」が昇ろうとしています。今まさに出雲国が夜明けを迎えようとしているのです。つまり、ようやく「素戔嗚尊」がソウゾウした「古代出雲」に日光(ひのひかり)が照らされようとしているのです。

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