ひとり言 2024.03.15
非常に過ごしやすい陽射しと爽やかな空氣感に包まれながらの、祈りの時間です。来て早々、大先達が「チクショウ、チクショウ」と連呼しておられます。何のことか尋ねると、どうやら動物霊の仏教的解釈である「畜生道」について熱く語っていたのです。その後も「チクショウ」を連発しておられたのですが、清和天皇の末裔である井上先達から歴史の講義を受けます。そして「昔、一緒に戦を戦っていたんじゃないか」と言っていただきました。本当に歴史の奥深さ、醍醐味を今になって知ることになったのです。やっぱり男同士、戦国時代の話に花が咲きます。戦国の世とは、儚くとも散り際の美学(武士道)もあったのですが、裏切りや虐殺行為の負の連鎖が常にありました。この負の連鎖さえも歴史の醍醐味であるのですが、この根源が、出雲神話の「国譲り」の際にあったと考えます。そして「素戔嗚尊」がソウゾウした「古代出雲」の力は、意図的に封印されたと考えています。しかし陰であった「出雲国」に光が当たり、「古代出雲」の力が黄泉がえろうとしています。すなわち「素戔嗚尊」の本当の力が、黄泉がえろうとしています。「小鶴さんの大供養祭」は400年前の話ですが、その思いは3000年前から受け継がれているのです。