思うこと 2022.10.14
今年のノーベル物理学賞が、このテーマの研究者に贈られたということで、分をわきまえず自分なりの解釈と感動を述べたいと思います。「量子もつれ」とは、相互関係が非常に強い絆で結ばれた二つ粒子が、どんなに離れていても光速以上のスピードで情報が伝達され、コインの裏表の関係のように同時に反応するということらしいです。例えば、一方の粒子を観測した時のスピンが上向きであれば、もう一方は同時に下向きになるということです。この「量子もつれ」の発見で何が重要かというと、これを使ってホログラフィの原理を証明することで、アインシュタインの相対性理論と量子力学が統合されるのだそうです。つまりこの世の三次元の情報は、二次元の情報を投影したに過ぎず、この世界は仮想現実に過ぎないという証明に繋がるようです。言い換えれば、この世界は、物質の根源である原子から解き放たれた光を、自分の知覚器官の相互作用で創り出した、心の現象に過ぎないということなのです。この相対性理論と量子力学の統合で、宇宙の始まりは一つであるという真理にも到達し、パラレルワールドにも想いを馳せることも可能になってくるのです。今私は、ワクワクしながらこれを書いています。なぜなら、この二つが今ゼロ磁場にあるように感じるからです。