思うこと 2023.01.13
夕食中、大先達の話を私はよくするのですが、その時はブログに書かれていたマッコウクジラについて、話をしていました。「マッコウクジラは深海のイカを食べるのに、こんな浅瀬に来るなんて、きっと磁場の異常現象らしいよ」と、いつもように薀蓄(うんちく)を語っていると、父が目を見開いたたまま語り始めます。「今日の2時半過ぎに、居間の窓ガラスに鳥が体当たりしてきたんだ」と、そして衝撃音の大きさから、より大きな鳥を想像しながら外に出て見ると、そこには何と小さな鳥(メジロ)が気絶して横たわっていたそうです。動物好きな父は不憫に思い、しばらく見守っていたそうです。時間にして数分経った後、目を離した隙に、メジロはどうやら自力で飛び立っていったようです。幸いにして、ここら辺は猫がいませんので、無事に生還したようです。この小鳥も磁場の異常から生じた出来事かもしれません。そして磁場の異常という言葉から、私はついついゼロ磁場に思いを馳せてしまうのです。小鳥が目を離した隙に、一瞬にして飛び立ったことが、あの女神様の使いが起こした瞬間移動を、またこの小鳥の勇敢な体当たりが、あの特攻隊が起こした勇敢な御魂を、それぞれ私に想起させていったのです。