思うこと 2023.04.06
今日は時事ネタにします。この騒動があまりにも面白いので、日々進展状況を注視しています。この争いは、立花元党首vs現幹事長と立花元党首vs現党首という、しっちゃかめっちゃかな内紛騒動です。事の発端は、ガーシー議員問題の責任をとって、立花党首が党首を辞任してNHK党を政治家女子48党に党名を変更し、アイドル風の女性を新党首に迎えてから始まります。NHK党は、元々立花党首のカリスマ性で成り立っており、立花信者と呼ばれる人たちから、年利5%で約11億円のお金を集めています。そしてそれを党の運営費に企てていたのです。しかしカリスマの立花党首が辞めて、アイドル風の新党首に党の代表権が渡れば、当然話が違うと失望し立花信者たちが、政治家女子48党に対して返金要求をします。これが今起きている取り付け騒ぎです。しかしこれは全て、立花元党首のシナリオ通りで、現幹事長と新党首を党から追い出すために、意図的に取り付け騒ぎを起こしたと、後で堂々と公にしたのです。つまり取り付け騒ぎの原因は、現幹事長と新党首にあって、どう考えても一番責任が重い立花元党首は、自分は被害者であるという立場を、演出していただけなのです。まさにこのカオス状態の中、アイドル風の女性新党首は会見場で人間不信になり泣き叫びます。しかし全ては、立花元党首による炎上商法の処世術に頼った、演技なのです。つまり全てが虚しくあり、全てがエンターテインメントなのです。善悪を超越するならば、この立花さんの政治のエンタメ化の手法や選挙と政治家の分離という考え方は非常に斬新です。そしてこの小さな政治のお家騒動は、まさに今の日本の縮図を見ているようで、これからも注目です。