思うこと 2024.03.05
これは、今夏上映予定の映画のタイトル名です。この作品が今注目を浴びています。その要因として、総監督として初めて指揮するのが、御年88歳の怪獣造形界のレジェンドというのが、まず挙げられます。そして何より、この作品の中身が「出雲神話」をモチーフにしていることです。この偉大な総監督は、「出雲神話」の造形を深めるために、わざわざ「出雲神楽」の勉強しに来られ、映画の構想がより膨らんでいったそうです。当然怪獣の主役は「八岐大蛇」を期待します。この偉人は舞台挨拶に立ち、「人は年を取ったからと言うけど、私の意欲はまだまだ衰えていません」と早くも次回作の意気込みを、熱く語っておられたのです。50年越しの構想を実現させた、88歳の「怪獣少年」の夢には、まだ続きがあるようです。