神話 2023.04.17
日本は自然崇拝の国であり、自然崇拝の集合意識により、擬人化された多くの神々が誕生しました。アミニズムも神道の起源とされ、日本人の精神性に深く関わっているようです。その日本において、最も特徴的な歴史が日本の神話です。神話を読めば読むほど、逆に謎が深まり、その人なりの解釈の仕方で、ストーリーはどんどん膨らんでいきます。それ故、我々日本人は八百万もの神々を信仰することに成功したのです。つまり神話を自由に解釈し自由に物語ったとしても、それは全て真実なのです。一神教の聖書ならば、真実は一つであり、解釈も強制されてしまいます。しかし自由の民であり、寛容な我々日本人は神を無限に解釈し、無限の神々を信仰してきました。一方でこの自由で寛容なマインドは、搾取する側からするとマインドコントロールし易いのです。話が脱線気味なので本題に戻りますが、日本の神話の本質とは、神話の世界の神々の血統を今まで絶やさず、126代も受け継ぎ守り抜いた、この日本の歴史に誇りを持てるかどうかということなのです。今私は、「スサノオノミコト」が気になって仕方ないです。そんな「スサノオノミコト」も京都では、「牛頭天王」と呼ばれており、また新羅の王(スサノオ)として朝鮮半島からやって来たストーリーもあり、どれも純粋な信仰が生み出した真実なのです。そして我らの「ゼロ磁場」が崇拝する「スサノオノミコト」は、熊野信仰による熊野権現の「スサノオノミコト」なのです。