神話 2025.02.15
三貴神で有名なのが日御碕神社です。そこではその象徴としてアマテラスは「太陽」、ツクヨミは「月(三日月)」、スサノオは「星」で表現されています。ここで令和の神話の主役であるスサノオ(星)にフォーカスしてみようと思います。地球は今から46億年前、ガスが冷えてできた「微惑星」と呼ばれる大きな塊が引き寄せ合い、融合することによって誕生したと考えられています。そして約40億年前に地球上で大量の雨が降ったことによって、海が誕生したと言われています。そこで生命誕生説の一つとして彗星(隕石)の飛来説があります。つまり他の星で誕生した生命が、岩石にくっついて流れ星となって地球に舞い降りて来たという説です。また地球の水も彗星や小惑星が地球に衝突した祭に運ばれたとも言われています。要するに地球の生命であったり、生命の源である海(水)は、星同士の衝突や融合によってもたらされていたのです。そう考えるとスサノオというのは、地球という星が誕生するための根源であったり地球生命の源であると考えることもできるのです。また宇宙を巨大な量子コンピューターに写し出された現象として考えるならば、我々の意識レヴェルも星一つ一つの動きに連動しており、何氣ない日常生活の行動にも深く関わっているのかもしれません。そういった意味においても、神話というものを宇宙のような広い心で愛でながら、鑑賞するのもいいでしょう。さすれば令和の神話という物語は、きっと地方(地球)創生の源になっていくと思うのです。