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ひとり言 2022.06.16

「肉体」と「魂」 その1

最近私は、そろそろ「魂」という存在を、ちゃんと認めるべき時と思うようになりました。いずれ精神世界を量子物理学が解明すると思いますが、サイエンスがベースとなり足りないところを哲学で補いながら、「魂」の構造を積極的に議論すべきと思います。というのは、「魂」の定義が漠然としすぎて、スピリチュアルという名のもと、人々が過剰に反応しているように思うからです。もちろんオカルト的なエンターテインメントとして楽しむことは理解できますが、過剰に反応しすぎることで肉体を軽視する行動に移りかねないか絶えず危惧するのです。人生とは、この肉体と魂の両輪で動いているからこそ、儚くとも美しく、大変尊いものです。人類の進化とは、肉体のDNAを受け継ぐことと、魂の系譜により実現可能であるということを気づいていただきたいのです。そして、この「肉体」のDNAと「魂」の両輪を繋ぐものは、祈りの力だったのです。私の考えでは、祈りの力の働きかけによって、DNAから発現する最も尊い心が「愛国心」です。「愛国心」とは、人類共通の潜在意識から主体的に目覚める真理であり、すなわち「愛する国を守りたい」という心には、何と国境が無かったのです。

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