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ひとり言 2023.07.04

裏歴史の人間ドラマ(小鶴さん)

人生において誰しも封印したい黒歴史があり、それを表に出す必要は全くないのですが、お国のために身を捧げたのにも関わらず、封印されていた裏歴史は、郷土の歴史の中にも、たくさん存在します。そういった裏歴史を掘り起こし、ちゃんと顕彰することで現代人の教訓にしていけるのです。そこで「小鶴さん」の物語(口伝)ついて考えようと思います。ある時、家老達が松江城の人柱にする女性を、盆踊り大会の参加者から、見つけようとしてします。不運にも見つかってしまったのが、嫁入り前の「小鶴さん」という女性です。家臣達は小鶴さんの家に向かい、お城で花嫁修業をされたらどうかと「小鶴さん」のご両親を説得し、まんまと「小鶴さん」を招き入れることに成功します。しかし来る日も来る日も、お城では豪華な接待を受けるばかりで、一向に花嫁修業などは行われませんでした。そこで見かねた家老達が、当時松江に滞在していた山伏に命じて、「小鶴さん」を生き埋めにしたのです。その後山伏は消息を絶ちます。その後「コノシロ妖怪伝説」が誕生しました。今も松江の市街地での盆踊りは、行われませんし、松江城での派手な飲み食いは禁止されており、今だに松江の人間はコノシロを一切口にしません。ここでポイントなのが、「小鶴さん」を実際に殺めたのが山伏という点です。そして400年ぶりに山伏が松江で3人も誕生しています。そして、この3人の力を中心にゼロ磁場で「小鶴さん」の供養祭が来年行われます。そのことで「小鶴さん」の悲劇の物語が注目され、山伏達の力でこの物語が新たな展開を迎えます。時に天皇陛下がどこか訪問されれば、必ずその土地の戦没者に祈りを捧げます。今の時代は、正しく祈りを捧げて裏歴史を表にすることで、多くのことを学ぶ時なのです。そのことが必ず郷土の発展に繋がっていきます。

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