ひとり言 2023.07.29
大先達からお借りした本のタイトルです。最近やたらと蔵王権現の力を感じるようになったので、この際、基礎知識を学ぼうと思い読むことにしました。金峯山修験本宗 第三世菅長が分かりやすく説明しています。その中で私が気に入った教えは、仏法や神事を尊ぶことは、すなわち神道であるという神仏和合を意味する「諸法神事妙行得菩提」です。他には、そのものとして本来のあるがままの姿になりきる「自然法爾」(シゼンホウニ)と「大きな他力に包まれた自力」があります。蔵王権現は龍体に縁が深いことも知りました。ただ蔵王権現が悪世の魔を粉砕しようとするお姿なのは、理解できるのですが、蔵王権現は宇宙そのものである大日如来であり、釈迦如来でもあるという考えは、宗教的観念に縛られた間違った思想に感じます。1300年前に超人的な役行者が命懸けの修行を経て、祈り出現させたのが蔵王権現であり、インド由来の仏と同じではないのです。つまりインド由来の仏に、役行者の超人的な霊力が合わさり、日本独自の最強の仏が誕生したのです。もちろん、インド由来の仏がベースになっているのですが、その役割や力は全く異なっています。今、神や人が本来の姿を取り戻す時が来ており、真実が明らかにされようとしています。この本はゼロ磁場に置いてあります。ちょっと順番待ちのようです。