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永遠の三島由紀夫 2025.11.18

偉大なる魂

いつも氣分の流れでブログをしていますが、今日は改めてこのテーマ(永遠の三島由紀夫)について話します。初めての出会いは、幼児期に見た三島事件のTV映像です。もちろん当時は幼児だったので、頭のおかしな人が何かをやらかしたという認識レベルだったのですが、その時に受けた衝撃が50過ぎた今でも、僕の中で生き続けているのです。私は元来、小説や哲学書の類にはアレルギー反応があり、今まで三島先生の小説は「仮面の告白」以外読んだことがなかったのですが、この度「豊饒の海」の4部作を一通り読み終えました。つまり大変至難の業ですが、僕の受けた衝撃を私の体内で熟成させたものを、今こそ言語化したいという欲望に目覚めたのです。そして三島先生の魂が作品の行間に、秘められているようです。ここで出会ったのが、三島先生の全ての行動原理の源であり、実に純粋に研ぎ澄まされた、この世とは思えないくらい、美しい「愛」の「魂」だったのです。以前は三島先生の人物像に対して、得体の知れない気持ち悪るさも、尊敬とともに共存していました。それはもちろん、偉大過ぎた知性に対した恐怖の壁であったり、所謂ナルシシズム的な性癖やゲイ的なイメージなどが入り混じった、何か遠ざかりたい嫌悪感のようなものがあったのです。それがこの度全くを持って解消されました。これであの偉大なる魂から受けたビジョンを言語化する覚悟が出来ました。願わくば、いつかこの偉大なる魂と私の肉体が融合し、天に向かって強烈な言霊となって、発してみたいものです。次は「潮騒」を読みます。

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