お知らせ

思うこと 2023.10.06

生命とは? その1

たまたまゼロ磁場と出会い、神の啓示を受けてから「祈り」や「魂」や「民族の歴史」に興味を持つようになりました。それと同時に「生命」とは何かと、色々考えるようになりました。特に叔母の後見人を、亡くなる最後の一年だけやらせていただいた影響もあります。私の叔母は幼い頃から重度の精神疾患を患っていて、人生の大半を精神病院で過ごしていました。私は存在だけは知っていたのですが、面識は一切なく最後の一年だけ、必要に迫られ叔母との関係を築くことになりました。とにかく長い間、薬漬けの日々なので自己免疫は最悪の状態です。ですから、しょっちゅう死にかけては大きい病院に運ばれ、集中治療室には大変お世話になりました。しかしその度に奇跡的に、息を吹き返し病院の先生を驚かせていました。当然、緊急事態は夜中だろうが関係ないので、私自身は電話が鳴るたびにストレスを感じていました。それを何度も繰り返しているうちに、叔母の臨床データが大変珍しかったらしく、ある時病院の先生から急な電話が鳴った時、またいつもの集中治療室かと思い電話に出ると、叔母の臨床データを論文にして学会に発表したいと言われた時は、目から鱗でした。ちょうど私事で大変な時期に、後見人だったので心の中では、何度も早く死んでと思っていました。しかし葬式まで無事にやり遂げた時、叔母に対して「感謝の言葉」しかありませんでした。暴れるのでベッドに縛られ、ガリガリになりながらも最後まで生き続けた叔母へ、私も自分の人生を最後までやり遂げることを、誓いました。

 

カテゴリー

アーカイブ