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ひとり言 2022.07.12

調和

私は個人的に最近、元ウクライナ大使の馬渕睦夫に注目しています。というのも馬渕さんの考え方が、私にとって非常にしっくりくるからです。馬渕さんの考え方は、世に公開されている客観的な情報だけを分析し、己の洞察力をフルに活用して、その真実を読み解こうというスタイルです。だから考えに偏りがなく、一定の柔軟性があり、また大変バランスが取れている印象を受けます。しかし考え方がいくら素晴らしくても、馬渕さんの考えと私の考えとでは、当然考えの相違が生まれます。それは馬渕さんの知識や教養、キャリアがあってこそ辿り着く考えなのであって、私のような無学では、当然辿り着けない考えはあるに決まってるからです。それもお互いの立派な考えの相違であり、ここからが大事です。その相違を自分なりに正しく判断し咀嚼して自分の人生に生かそうとするのです。それこそが調和という概念の第一歩なのです。つまりどんなに固く大きくとも、上手く嚙み砕いてしまえば、体内に取り入れることも可能になります。そして本質的な自我に目覚め、自分の本音を自由に言える社会を目指すことが、やがて来る新しい精神の時代への幕開けとなります。

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