お知らせ

ひとり言 2022.07.20

祈りの力の原形

今、日本人の国体意識が非常に高まっていると思います。そして日本国とは何か、日本民族とは何か、すなわち日本人が今、原点に帰ろうとする意識が高まるにつれ当然、日本の歴史の原点に興味を抱きたくなるものです。それが今の縄文時代ブームだと思っています。日本民族の原点は、天孫降臨のあの世とこの世を繋いだ真実(キセキ)にあるので、今も我々は、物質世界と霊的世界と調和しながら生活できているのです。それがすなわち真実の証なのです。私は、天孫降臨の実現のために霊的世界と物質世界を繋ぐのに、祈りの力が働いていたと考えます。そしてその祈りの力の原点が縄文時代にあったと考えているのです。要するに、1万年以上も平和の時代が続いたあの時代は、火焔土器や土偶などを観ても、きっと精神的に豊かな文化が根付いていた時代だったに違いない。五千年前の縄文時代には、すでに翡翠という大変高級な宝石をアクセサリーにする技術があり、様々な儀式に使われていたと推察されています。そんな優れたご先祖様のDNAが我々の肉体にも受け継がれている。そしてこの偉大なご先祖様の祈りの力で天孫降臨が実現したと。そして天皇を中心とした伝統社会の礎である祈りの力の原形は、あの時代にあったんじゃないかと私の想像力が勝手に推察するのです。考古学者の皆様、これからも男のロマンを掻き立てる材料の程よろしくお願いします。

カテゴリー

最新のお知らせ

アーカイブ