ひとり言 2023.10.22
たまたまニュースで目撃しました。イスラエル・パレスチナ紛争の被害者のインタビューです。両親がイスラエル人であり、ハマス(武装組織)から避難していたのですが、運悪くハマスの銃撃に遭い惨殺されました。彼は悲痛な叫び声を押し殺しながら、冷静に語ります。どんなに辛くても「復讐」は決して良くないと言い、「復讐の連鎖」を次の世代に残しては、ならないと力説されます。そしてさらに、こう付け加えます。「私は、今回日本人の取材だから引き受けました。日本はアメリカとの戦争で物凄い被害を受けたにも関わらず、今は仲良く同盟国としてやっているじゃないか、我々もあなた達から学んで、イスラエル人もパレスチナ人と仲良く平和に暮らして生きたいんだ」とおっしゃいます。戦争とは、一部の人間にとっては余興であり、利権であり、人口削減を意味します。しかし最前線で生きる人たちにとっては、まさにこの世の生き地獄です。ご冥福を祈ることしかできませんが、日本も今、民族の存亡をかけた大変な時期にあります。しかし日本民族としての重要な使命からは、決して逃げれません。意識を地球の重力から解放しましょう。