思うこと 2023.08.26
真夏の酷暑の甲子園は、慶応高校が107年ぶり2度目の優勝を果たして幕を閉じました。最近は野球熱が冷めているので、試合自体は見ていなかったのですが、「慶応高校、エンジョイベースボールを体現」この言葉に惹かれて、チョットだけ興味を持ってみました。私の時代は野球少年は丸坊主が当たり前だったのですが髪型が自由で、監督に対して監督とは呼ばず、苗字にさんを付けて呼んでいるそうです。これは監督と選手がより同じ目線で会話するためのようです。後、夜間練習もなしで短時間で集中してやるそうです。「エンジョイベースボール」とは、「単純に野球を楽しもう」というのではなく、「高い意識で野球を楽しむ」ということなのです。つまり言われたことをやるのではなく、「考える野球」を各自が実践し「考える面白さ」から「野球の本質」に目覚めようという試みだそうです。昔は試合中に、ニコニコしていたら怒られたものです。しかし今は、高い意識で楽しんでいたら自然と出る笑顔なのでしょう。合氣道でいう「リラックス状態」に近いかもしれません。また一つ勉強になりました。