思うこと 2022.08.04
私は、大谷翔平選手の大ファンで、メジャーリーグ中継をよく見ています。何が素晴らしいって、野球選手としての能力はもちろん、グランド内外の立ち振舞いが明らかに逸脱しているところです。私が一番好きな大谷選手の振舞いは、最初のバッターボックスに入る時、ヘルメットのひさし部分を軽く持って、そのままの勢いでさっと腕を相手ベンチに向けて突き出し、軽くニコってしながら毎回挨拶をする仕草です。当然この行為に対して、相手ベンチもたまらず、相手チームの監督は、帽子を取っての挨拶で答えるしかないのです。その後、気持ちよく振りぬいたバットから、スカッとする爽やかな乾いた打球音とともに、白球はフェンスを大きくオーバーしていきます。相手チームも、この一連の美しい流れに、悔しさを忘れて大谷選手に魅了されていきます。私は、この美しい一連の大谷選手の行動の中に、日本民族の魂のヒントが隠されているように思っています。何をやっても絵になる大谷選手ですが、いつも笑顔で、誰よりも勝負にこだわり、決して多くを語らず有言実行する姿勢、当然真似することは出来ませんが、何かを学ばねばと思うのです。せめて、今日一日だけでも明るく笑顔で頑張ります。
後日談 これを書いたのは8月4日の午後です。このシチュエーションが期待できる最初の打席は、8月5日の試合の第一打席です。そこで豪快なホームランありがとうございます。ささやかなシンクロに大谷選手へ感謝です。