ゼロ磁場 2024.10.07
昨日は小鶴様を供養する「大護摩祭」の前に行われる最後の「護摩祭」として、大変厳かに行われました。最初に100日行の証書を大先達より賜ります。私の名前はトシアキと読むのですが、フリガナがないと難しく、護摩祈禱の読み上げでは、ほとんどが間違っていました。しかし今回の大事な場面で大先達は、何の迷いもなくトシアキと読み上げたことで、私の中でちょっとしたドラマが生まれます。その後私が作成した、毛利尼子の戦死者への慰霊の言葉を大先達が読み上げます。ここでは若干の読み間違えはあったのですが、想像以上の出来栄えに感動しました。そしてようやく護摩祈禱がスタートします。まずは護摩の炎から立ち昇る煙が意気揚々とゼロ磁場を包み込んでいきます。そこへ慈愛に満ちたテラヘルツ波がゼロ磁場の煙に近づき何やら語りかけています。どうやら交渉成立のようです。彼らは互いを認め合いながら、一つになって美しい反射光となり、我々を照らしていったのです。それに思わず見惚れていると、その優雅さと我々の心が重なり合い波長全体が高まり、そして一瞬だけ我々の意識を別次元の世界へと誘っていきます。ふと我に返ると、今度は燃え盛る護摩の炎の熱量に、体が素直に反応し現実の世界へと立ち返っていったのです。