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ゼロ磁場 2025.02.03

2月2日護摩祭(幸野大先達の祈り)

ようやくこの日に辿り着きました。まずは車椅子で里山を登って来られてから、参拝者一人一人に冊子を大先達自ら手渡しされています。その後、みんなで支え合いながら大先達はいつものポジションに到着し、立ったままこれまでの経緯について皆様に力強く説明された後、いつもの場所に座して、これまでのように祈りを捧げられます。もう以前のように自力で立ち上がることは出来ませんし、肉体的にも明らかな衰弱が見て取れるのですが、皆さんの前で話している勇敢な姿は、鬼気迫るものがあり迫力は増しておられます。肝心の冊子の中身ですが、大変美しいものになっており、ゼロ磁場の歩みとともに実証されてきた事柄(自然現象)、特にゼロ磁場が生み出す「氣」(合氣道、東洋医学、生物学、修験道、神楽)の力を電磁波に置き換えたり、体に良いゼロ磁場の周波数(音楽)を科学的な見地から考察することで、ゼロ磁場で起こった様々な自然現象が日本の未来への希望となる証明が書かれています。また松江の神話時代まで遡った歴史を検証し、「宇宙を創造した大いなる意志」によって令和の時代に、既存の宗教観念を超えた理想の国造りが始まると訴えておられます。後はご自身の戦争体験からご自身の国体論を熱く語っておられます。しかし後半の十数ページから、文体が明らかに乱れており、最後まで氣力だけで何とか辿り着いた、壮絶な怪物との戦いの痕跡がハッキリと分かる内容となっています。言い換えれば、希望に満ち溢れた自然なスタートから、壮絶な大先達の戦いが突如として始まり、その血生臭い痕跡が刻まれ魂の叫びとなった、まさに命懸けの「大先達の壮絶な祈り」のような作品となっています。帰りがけ、介護タクシーの方と佐藤さんと私で大先達を担いで、若干起伏のある宝石参道まで登ってから、介護タクシーの方と二人で介護タクシーまでの道のりを精一杯お供させていただきました。残念ながら強烈な怨念というものは、完全に排除することは困難で、その代償(尿道カテーテル)ともに身代わりとなって、全てを受け入れるしかないようです。しかしながら代償とともに一歩一歩進まれる宝石参道での道のりとは、修験道の道でもあるのです。

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